阪神タイガースの若き外野手・前川右京選手。高卒4年目を迎えた2025年シーズンは、一軍での出場機会が増え、チームに欠かせない存在となりつつあります。本記事では、前川右京の2025年成績の詳細と、今後阪神でどのように起用されていくべきかを解説していきます。

前川右京とは?阪神が期待する若き巧打者
前川右京選手は智辯学園高校出身の左打ち外野手。高校時代から卓越したバットコントロールを武器に「天才打者」と呼ばれ、2021年ドラフトで阪神に入団しました。
持ち味は広角に打ち分けるミート力。長打力よりもコンタクト能力に秀で、出塁やつなぎの役割でチームに貢献できるタイプです。一方で守備や走塁にはまだ課題が残り、いかに打撃で存在感を示せるかが一軍定着のカギとなっています。
2025年の成績(8月17日時点)
- 出場試合:62試合
- 打率:.236
- 安打:41
- 本塁打:0
- 打点:10
- 出塁率:.299
- 長打率:.289
- OPS:.588
昨季(2024年)の打率.269、打点42と比べると打撃成績は下降しています。しかし、打席数が増えたことでプロの投手に対する経験値を蓄積できており、数字以上に成長の兆しが見えるシーズンといえます。

印象的な活躍と復調の兆し
2025年は結果が出ない時期もありましたが、要所で印象的な活躍を見せています。
- 8月12日:プロ初の「4番」に起用され、先制タイムリーを放つなどマルチ安打の活躍。
- 5月18日:誕生日の代打出場で逆転のきっかけとなる安打。
また、ファーム(二軍)では打率.376、OPS 1.072と圧倒的な成績を残しており、調整力とポテンシャルの高さを証明しています。
今後の起用法についての考察
① 代打・下位打線での勝負強さを活かす
前川は得点圏での一打や流れを変える打撃が持ち味。代打での起用や下位打線に置くことで、試合終盤の勝負所で大きな働きが期待できます。
② 守備固めとの併用
外野守備には課題が残るため、スタメン出場の際は終盤に守備固めを投入する起用法が現実的。攻撃でアドバンテージを作り、守備ではリスクを抑える戦術が理にかなっています。
③ 4番での抜擢も選択肢
主力のコンディション調整や休養日には、前川をクリーンナップで起用することも可能です。8月の4番スタメンで結果を出したように、思い切った配置転換の中で成長を促す起用も有効です。
④ ファームとの往復で打撃を磨く
二軍での圧倒的な成績からもわかるように、打撃力は十分。ファームでフォームを整えつつ、一軍で実戦経験を積むサイクルを回すことが、長期的な飛躍につながるでしょう。

阪神打線における前川右京の役割
阪神タイガースは近本光司・大山悠輔・佐藤輝明といった中軸打者が揃う強力打線を構築しています。その中で前川の役割は、
- 近本につなぐ2番打者
- 中軸後を支える6〜7番のつなぎ役
- 流れを変える代打の切り札
といった形で柔軟に設定可能です。特に「若手が試合を動かす」展開はチーム全体に勢いをもたらすため、今後のCS・日本シリーズ進出に向けても重要な存在になるでしょう。
まとめ
2025年の前川右京は、成績だけを見れば苦戦している印象もあります。しかし、代打での勝負強さや4番起用での結果など、阪神の未来を担う可能性を十分に示しているシーズンでもあります。
今後は「代打+下位打線中心」「守備固めとの併用」をベースにしつつ、主力休養時の4番起用やファーム調整も組み合わせることで、成長と即戦力性を両立できるでしょう。
阪神ファンにとって、前川右京の飛躍はチーム浮上のカギを握る注目ポイントとなりそうです。
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